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 タイトルは「不払い」ですが、保険会社的には「支払い漏れ」だそうなので、お含み置き下さい。故意の「不払い」ではなく、過失の「支払い漏れ」なのです(そう信じましょう)。

 では、ランキングを見てみましょう。10万件の保険契約数当たり何件の不払いあるかを調べ、ワースト順に並べました。第1位は最も不払いの多い保険会社、最下位は不払いのない保険会社です。


第1位  6.00件  アイリオ生命
第2位  2.19件  ネクスティア生命
第3位  1.96件  マニュライフ生命
第4位  1.54件  アクサ生命
第5位  1.00件  アフラック
第6位  0.98件  オリックス生命
第7位  0.56件  メットライフアリコ生命

↑↑↑平均以上の不払い件数↑↑↑
   全社平均  0.41件
↓↓↓平均以下の不払い件数↓↓↓


第8位  0.38件  大同生命
第9位  0.33件  ジブラルタ生命
第10位  0.32件  プルデンシャル生命
第11位  0.30件  三井住友海上あいおい生命
第12位  0.28件  太陽生命
第13位  0.24件  東京海上日動あんしん生命
第14位  0.21件  第一生命
第15位  0.19件  富士生命
第16位  0.19件  朝日生命
第17位  0.19件  富国生命
第18位  0.18件  明治安田生命
第19位  0.18件  三井生命
第20位  0.16件  日本生命
第21位  0.13件  NKSJひまわり生命
第22位  0.10件  かんぽ生命
第23位  0.09件  ソニー生命
第24位  0.08件  住友生命
第25位  0件  アイエヌジー生命
第25位  0件  ライフネット生命
第25位  0件  メディケア生命


 このランキングは、「外部発見による不払い」を調べて作成しています。不払いには、保険会社自ら行う再調査によって発見する内部発見と、加入者などに指摘されて初めて分かる外部発見があるわけです。

 内部発見は、保険会社内の再調査制度が有効に機能していると考えられますし、1件の外部発見を受けて芋づる式に発覚した内部発見であったとしても、発見次第きちんと保険金を支払っていることを表すので、内部発見数は無視しました。

 さて、ランキングについて少し補足します。第1位のアイリオは弁護できませんが、第2位のネクスティアは、保有する保険契約数が他社よりも遥かに少ない中、たった1件(1万円)の不払いがあるために第2位の不名誉を受けております。

 不払いのないライフネットもメディケアも他社より保有する保険契約数が遥かに少なく、そもそも起業から間もなく保険金支払いの回数自体が少ないことが見込まれますので、これらネット専業3社の実力はまだ未知数と考えるべきでしょう。

 一方、同じく不払いのないアイエヌジー生命は、80万件近くの契約があるにもかかわらず0件ですから凄いです。内部発見こそ6件ありますが、それでも内部発見率も総発見率も最下位クラスですから凄いです。

 なお、1件当たりの不払い平均額は全社平均で『51万円』になります。しかし、明治安田が20件の外部発見で、合計なんと2億円もの不払い金額を計上しているので、平均が大きくなり過ぎています。

 明治安田を除くと、1件当たりの不払い平均額は『20万円』に大きく引き下げられます。それにしても、1件当たり1,000万円の不払いを計上した明治安田は、いったいどうしたのでしょうか。2億円もの不払い金額を外部発見によって知るとは…。

 ちなみに明治安田の次に1件当たりの不払い平均額が多いのは、27件で2,100万円の不払い額を計上した第一生命の『78万円』です。以下、20件で950万円計上のマニュライフが『48万円』、5件で200万円計上のソニーが『40万円』と続きます。また、不払い件数ではぶっちぎり1位のアイリオは、39件で500万円、平均『13万円』となっております。


出典:保有保険契約数は、「平成24年度第1~第2四半期 生命保険各社、生保協会に寄せられた生命保険各社の苦情件数(社団法人 生命保険協会)」を使用。各社の不払い外部発見数は、各社のHPに掲載されている平成23年度実績(平成23 年度に保険金等の支払を行った事案に関し、支払漏れ等が判明し平成23 年度に追加的な支払を行った事案)を使用。

調査対象:出典を基に、個人保険と個人年金保険の保有契約件数の合計が50万件を超える保険会社を対象に調査。ただし、ネクスティア生命(5万件)、メディケア生命(8万件)、ライフネット生命(14万件)は、関心が強そうなので調査対象に含めた。なお、全社平均は、保有契約件数に関わらず全社を対象にして算出。
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コメント
この記事へのコメント
ちょっとこれは、、
 不払いの統計を取るのに保有契約数を基準にしても仕方ないでしょう。
 保有契約数が多くても、請求が無ければ不払いは無いのだから、請求件数或いは支払件数に対してどの程度不払いがあったか考えないと。

 ちなみに、管理人さんのランキングで7位のアリコだと保険金、給付金合わせて支払件数が23年度で約174万7千件、外部発見が42件。1万件あたり0.24件ですから、生保協会の出している平均(0.30件)を下回っていると思いますよ。

 逆に8位の大同生命は支払約10万6千件、外部発見7件ですから1万件あたり0.66件。

 これで、アリコの方が支払漏れが多いではちょっとかわいそうでは?

 
2013/03/19(Tue) 19:22 | URL  | ほえほえ #-[ 編集]
補足
 ちなみに、アイエヌジー生命は支払件数が8207件しかありませんので、生保協会の出した平均1万件当たり0.3件が平均と捉えれば、これも、件数が少なすぎて判断に困るのが正直なところかと。

 逆に自分の営業しているオリックスなどは、68738件で16件の不払いですから、この表よりも評価は低いのが妥当かと思います。(1万件あたり、2.35件。。)
 
 最も、医療保険中心の所と、資産運用中心の会社では不払いの程度も違うと思いますし、当然、外部発見ですので、契約者が気づかなければ指摘されませんから、契約者の知識の高い方が同じ管理体制でも結果は違うので一概には言えませんが。(とはいっても、ひまわり生命なども、約14万3千件で4件、0.27件なので、褒められたものではありませんが)
2013/03/19(Tue) 19:45 | URL  | ほえほえ #-[ 編集]
Re: 補足
ほえほえ様、ご指摘ありがとうございます。

まことに仰るとおりです。分母に支払件数を持ってきたほうが、より良いランキングになりますね。機会を見て更新できればと思います。ありがとうございました。
2013/03/24(Sun) 21:44 | URL  | 管理人⇒ほえほえ様 #-[ 編集]
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