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 ガン治療に対しては早期発見が効果的なのは周知のとおりで、そのためにはガン検診が重要なことも周知のとおりです。

 しかし、ガン検診の普及率は、40歳以上の男性の場合、科学的に効果が証明されている胃、大腸、肺ガン検診の受診率は、およそ3割と低いのです(厚労省「平成19年 国民生活基礎調査」)。しかも、リスクの高まる60歳頃から受診率が低下しており、事態は深刻です。一方、胃、大腸、肺ガンの死亡者は、全ガン死亡者数のおよそ5割にも上ります(国立がんセンター「最新がん統計 部位別がん死亡数 2009年)。

 ここで気が付くことは、「あなた」がガン検診受診者であれば、「ガン保険はやや不要(死因1位の裏側)」などで示した、死亡確率は直接当てはまらないということです。

 例えば、40歳男性がガンで死亡する確率は26%です。よって、100人の40歳男性が居た場合、このうち、胃、大腸、肺ガンで死亡する人は13人です。仮に「あなた」が、検診受診者であれば、その13人には含まれる確率は低下するのです。

 もっとも、検診受診者のガンで死亡する確率が半分の13%になるわけではありません。毎日新聞のネットページにガン検診を受けることによる「「死亡率減少効果」は大腸がん60%、胃がん59%、子宮がん78%という成績なのに対し、肺がんと乳がんは28%、19%」との記述があります。

 よって、胃、大腸、肺ガンで死亡する確率をおよそ45%引き下げることに繋がるため、検診受診者であれば26%の死亡確率を20%に押し下げることが見込めます。しかし、先の「部位別がん死亡数」には、検診受診者も含まれていますから、最終的には、検診受診者のうちガンで死亡する確率は21%程と言えるでしょう。

 世の中には、あらゆるガンに関する統計がありますが、自身が検診受診者であれば、それらを鵜呑みにしないことです。死亡率の低下は、「ガン保険はやや不要(治療費が高額な患者割合)」のとおり、ガン保険が必要な人の割合が低下するということです。

 未だガン検診を受けていない人は、ガン保険の加入を考える以前に、定期的なガン検診の受診を、まず第一に実践すべきです。
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コメント
この記事へのコメント
がん保険が何のために存在するかといえば、『治療を受けて助かる』ために必要なお金を賄うことであると考えられます。究極的な目的は、契約者が助かることです。
個々人職業事情はおありなのでしょうが、『治療を受けて助かる』ための保険に加入していながら、なぜか未然にガンを発見して助かるための検査を行わない方がおられるのは不思議なものです
2016/02/14(Sun) 22:23 | URL  | SS #-[ 編集]
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