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 早速、定期タイプの汚名を返上できるか、終身タイプの費用対効果を確認します。被保険者は30歳男性とします。

 保険会社:オリックス生命
 商品名:ガン保険 Believe〔ビリーブ〕
 保険期間:終身
 保険料払込期間:60歳払済
 月額保険料:3,480円
 診断給付金:初回は150万円。2回目以降は50万円。
 入院日額:1万円
 手術給付金:20万円
 退院給付金:10万円
 総払込保険料:125万円
 生涯での罹患率:54%(最新ガン統計の現在年齢別がん罹患リスク)

 さて、幾ら受け取れるでしょうか。同社の受取例に基づけば、診断給付金150万+入院日額1万×30日+手術給付金20万+退院給付金10万=210万円です。125万円もの掛金を払って、210万円です。これでは、保険の基本である「低廉な保険料で高額な保障」とは言えません。

 また、運良く(悪く?)再発・転移が起きて再度保険金を受け取る場合でも、受取例に基づけば、診断給付金50万+入院日額1万×25日+手術給付金20万+退院給付金10万=105万円です。初回の保険金と合わせれば315万円です。

 125万円に対して315万円ですから、費用対効果は315万÷125万=2.5倍です。費用対効果がたかだか2.5倍程度の商品が、低廉な保険料で高額な保障を備える「保険」と呼べるのか甚だ疑問です。

 では、罹患の危険性が高まる60歳男性の場合はどうでしょうか。同一商品、同一保障でみてみます。

 保険料払込期間:終身払
 23年間(平均余命)の総払込保険料:219万円

 保険料払込期間:65歳払済
 総払込保険料:175万円

 生涯での罹患率:54%(同上)

 ご覧のとおり、費用対効果は更に悪化しました。定期タイプの比較の際に述べたとおり、罹患しても多くの場合100万円程の治療費で済みます。46%の確率で200万円前後の保険料を無駄にする一方、貰えたとして315万円です。心疾患、脳血管疾患、痴呆症、要介護、あらゆる傷病の危険性が高まる高齢期、罹患するかも分からないガンに過度の保障を掛けるより、手元資金として残しておくほうが良いのではないでしょうか
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