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 7大疾病について入院日数を無制限で保障してくれる医療保険が主流となっています。

 しかし、長期入院の原因として、7大疾病がどれほどの割合を占めているのか分かりません。

 長期入院の「7大原因」が「7大疾病」だとは到底思えませんので、以下、考察します。


◆結論

 7大疾病を原因とする長期入院の割合は30%前後です。

 30%といえども、無制限保障に要する保険料は安いですし、長期入院は家計破綻の危険があるので、付加する必要性は高いです。

 ただし、残る70%もの傷病に一切触れずに、「7大疾病を無制限保障しておけば安心だよ」みたいな売り方をしている保険会社の姿勢は疑問です。


◆7大疾病とは

 1.ガン
 2.糖尿病
 3.心疾患
 4.高血圧性疾患
 5.脳血管疾患
 6.肝疾患
 7.腎疾患


◆2ヶ月以上の入院原因

 7大疾病:33%
 それ以外:67%

 7大疾病以外の主な原因:骨折14%、統合失調症6%、肺炎3%


◆4ヶ月以上の入院原因

 7大疾病:37%
 それ以外:63%

 7大疾病以外の主な原因:統合失調症10%、アルツハイマー6%、骨折4%


◆1年以上の入院原因

 7大疾病:31%
 それ以外:69%

 7大疾病以外の主な原因:統合失調症16%、アルツハイマー9%、認知症6%


◆3年以上の入院原因

 7大疾病:22%
 それ以外:78%

 7大疾病以外の主な原因:統合失調症22%、アルツハイマー7%、認知症5%、パーキンソン病5%


◆まとめ

 7大疾病以外の入院を無制限保障してくれる保険が欲しいですね。


◆出典等

 今回調べたのは、チューリッヒ生命の終身医療保険プレミアムDXです。保険会社によっては、7大疾病の対象カテゴリが異なる可能性があります。

 上記保険の約款上の対象傷病と平成29年患者調査(厚労省)の推計退院患者の傷病別在院期間とを突合させて割合を算出しました。

 記事中、例えば「2ヶ月以上」とあるのは、文字どおり「2ヶ月~3年以上」の入院全てを含めて計算した割合です。
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