FC2ブログ

 最近買ったJIA(ジャパンインベストメントアドバイザー)株について、購入理由を参考までに記します。

 8月2日の2Q決算目当てで勝負していますので、負けたら笑って下さい。

 私のスタンスは、基本的には長期投資なのですが、勝ち目があると踏んだ場合で、勝てば長期投資に移行できそうな場合には短期投機にも手を出します。

 なお、予備知識がないと意味が分からないと思いますが、追々説明します。私の投資方針もそれとなく分かると思います。(業績や指標は2018.12の期末決算を基準として記述)


◆買付価格

 2019年5月に、1,851円で2,800株購入。(本日2019.6.19終値で1,842円)


◆業態

 主力は航空機のオペリース。航空機を買って貸すだけだが、供給側の購入資金出資者は減価償却による課税繰延、需要側の航空会社は大金不要で機体増強のメリットがある。

 航空機オペリースは、JIA以外も参入しており、JIAの優位性は見当たらない。

 海外事業含め、新規事業を続々と開始しており、チャレンジ精神豊富。


◆指標、ポイント

 「毎年50%成長」を掲げ、2014〜2018年まで公約どおりの業績を叩き出している。

 「営業利益率50%」の化け物だが、同業のFPG【7148】も同程度なので、この業種はこんなものか。

 「ROEは22%」なので、良い。

 「ROAは6%」なので、まぁ悪くないが、つまり借入相当多し。

 「時価総額600億円」なので、そこまで好かない。

 「経営トップが大株主で売りなし」。経営者が50%前後を握っており、少なくとも2014年期から売却なし。悪くない。

 「トップ報酬は4千万円程度」。役員5人で1.35億円なので、トップは4千万円程度か。まぁ良くない。


◆割安度

 「調整EPS(2018実績=5,142百万円)」は、163円。

 「調整EPS(2019予想=7,800百万円)」は、262円。

 「PER(2018実績)」は、11.3倍。

 「PER(2019予想)」は、7.5倍。

 「PBR(2018実績)」は、1.8倍。


◆ネガティブ事項

 「ボーイング737を10機購入」。1,200億円という、総資産の1.5倍の大投資。同機は二度の原因不明の墜落事故を起こし、各国で運航停止処置が取られ、消費者から嫌われている。

 「収益の柱が1本」。オペリース以外の事業が育ってない。大手の本格参入や景気後退=航空機需要減退は、低自己資本体制でもあり、流動負債70十億円に対して流動資産110十億円ということで相当厳しいか。

 「会計基準の変更」。国際リース会計の基準変更による打撃の噂あり。だが、会社説明で納得できるので不安なし。ただし、今後国内の税制変更で課税繰延不可となるような報道が出れば壊滅か。


◆結論:買い

 長期で持つには不安が多いが、2Q決算ギャンブルはリスクよりリターンの期待値が高いと思料されるため、買い。

 JIAは負債によるレバレッジの掛け方がイケイケドンドンなので、天に昇り続けられるか、地面激突かのせめぎ合い。

 だが、50%成長に対して予想PER7倍は割安過ぎる。

 株価は1Q不振で売り込まれたが、2Qが予想どおりならば大幅上昇期待。この業態でのQ毎評価はナンセンス。2Qダメでも下げ余地に乏しい。

 2018年、同様事例に直面経験あり。持ち株のムゲンエステート【3299】が1Q不振で「2Qで巻き返す」と豪語するも結局、大幅下方修正、ストップ安、吐き気、後悔。

 一方のJIAは「1Qは計画どおり、2Qで加速」。ムゲンと同じ匂いがしなくもない。

 しかし、ムゲンは業績推移的に1Q経過時点で売る決断をしていたのに「2Q見てからでいいや」という安易な先延ばしの結果なので、買いたい思いのJIAとは根本で異なる。

 ホールド期間は2Q次第ではあるものの、50%成長が続く限り魅力あり。イケイケドンドン状態は常に留意。


◆下方修正発表(20190724追記)

 8月2日予定の中間決算発表に先んじて、7月22日引け後に中間・通期の下方修正発表。減配なし。

 中間は、売上・営利30%、経利・純利40%の下方修正。通期も売上・営利5%、経利12%、純利20%の下方修正なので、純利益は前期比20%増に落ち込む。

 修正理由要旨。資金供給側の需要は高水準だが、「諸事情」による大型案件販売開始遅延が中期未達の主因。その他、航空機一部機種の不良・生産中止による航空業界の時間・労力ロス、節税保険の販売停止、円高も要因。これらの結果、通期も修正。


◆結論:売り(20190724追記)

 結論としては「売り」。下方修正発表翌日の23日に、2,064円で全株処分。買値のプラス11%で完全撤退。

 下方修正により、「50%成長:PER7倍」の魅力は失われ、「20%成長:PER10倍」となった。

 それでもまだ安いが、下方修正したことによる先々の雲行きの怪しさ、連続50%成長が崩れたこと、イケイケドンドンのリスク、競合FPGに四季報が「競争激化」の指摘、これらを踏まえると、不安が募る。

 また、会社の姿勢に不信感が募る。

 修正理由に「2Q当初の販売開始を予定していた大型案件が遅延」とある一方、1Q決算説明資料には「進捗は予定どおり」とあった。

 1Q決算発表は4月26日であり、2Qスタートから一ヶ月が経とうとしていた。

 1Qの数字自体は予定どおりであろうが、大型案件遅延は既に確定しており、1Q中に限っても事務進捗は停滞していたわけで、そこに一切触れずに「予定どおり」とは、不信感を抱かざるを得ない。

 さらに、大型案件遅延の理由が「諸事情により」である。せめて一時的要因なのか否か知りたかった。少なくともこの表記では、明かしたくない・明かせない事情と推察されるためポジティブには解しにくい。

 以上を勘案すると、安心してホールド出来る銘柄だとは言えず、「売却」が妥当。
スポンサーサイト






コメント
この記事へのコメント
NISA
以前保険の相談をさせていただいたものです。
そのときはすごく感謝しました!

質問ですが、株の投資はすごく興味あります。今アメリカ株も楽天証券やマネックスですごく買いやすくなりましたね。

そこでつみたてNISAをする予定なのですが、管理人様はイデックス投資はあまりおすすめできませんか?
2019/07/11(Thu) 22:30 | URL  | ラス #-[ 編集]
Re: NISA
管理人です。

ラス様、引き続きよろしくお願いします。外国の個別株や上場投資信託も買いやすく、本当に良い環境になりましたよね。

以下の記事のとおり、私はインデックス投資に大賛成であります。さらに願わくは、その情熱を個別株にも向けて下さったら、嬉しい限りであります。
http://hokenno3704.blog60.fc2.com/blog-entry-174.html
2019/07/14(Sun) 02:22 | URL  | 管理人⇒ラス様 #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック