保険は健康なときに加入すべきであるのは、言うまでもありません。

 しかし、今回ご紹介する『学費ほしょう保険(外部リンク)』は、健康でないとき、特に余命宣告を受けたときや、がんが見つかって不安なときにこそ加入し甲斐のある珍しい保険です。


◆保障内容

 『学費ほしょう保険』を簡単に説明しますと、月々1,000円もしない保険料で、子どもの幼稚園から大学までの授業料等を最大1,145万円も保障してくれる保険です。
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 もっとも、授業料等の保障は年間上限55万円の実費保障ですから、義務教育である公立小中学校、原則無償である公立高等学校では年間55万円も学校に授業料等を払わないと考えられるので、1,145万円も貰えないでしょう。

 しかしながら、多くの子どもは大学や短大、専門学校に通うことになるでしょうから、合計数百万円の保障は期待できます。保険料は月々1,000円ですから費用対効果も良好です。

 幼稚園から大学までを私立で通す富裕層の場合は、1,145万円のマックス保障を得られるでしょう。


◆無告知で加入可能!!

 この『学費ほしょう保険』は、健康状態の告知をせずに加入することができます。従って、余命半年の方でも、重篤ながんが見つかった方でも加入できるのです。

 ただし、加入前から発症している病気については1年間は免責期間です。そのため、加入前から発症している病気によって1年以内に死亡した場合は保障されません。

 1年間の免責期間があるとは言え、何とか1年間頑張れば、数百万円のお金を遺せる可能性が高いのですから、使い勝手は良いと考えます。


◆ここが素晴らしい!!

 この保険の素晴らしい点は、何と言っても死亡の確率が高まったときに加入できる点です。

 通常、親たる者は子どもが困らないように死亡保険に加入していますが、いざという時の上乗せ保障として『学費ほしょう保険』に加入できることは大変有難いものです。

 また、無告知で加入できる無選択型保険は、他にもアフラックやソニー生命にもありますが、免責期間が2年であったり、40歳などの中年になってからでないと加入できなかったりするので、これらの点においても『学費ほしょう保険』は優れています。


◆こんな人は加入しよう!!

 以上でお分かりのように、『学費ほしょう保険』への加入が有利な人とは、次のような人です。

 それは『子どものいる余命1年少しの宣告を受けた親』です。少なくとも大学や専門学校に行く可能性は高いので数百万円は貰えるでしょう。

 余命1年でなくとも、余命半年の宣告を受けた場合であっても、1年以上生きる可能性はあるので加入したいですね。

 また、場合によっては『学費ほしょう保険』のみならず、他の無選択型死亡保険も加入できるようであれば積極的に選んでいきたいものです。子どもの有無を問わず加入できるものもありますので。

 このような現実的な加入の一方で、精神的な負担を軽減するための加入も考えられます。

 例えば『余命宣告は受けていないものの、がんが発見されてしまい、転移や再発に怯える子育て中の親』です。

 再発・転移が起きてからの加入では間に合わない場合も考えられますし、精神面の負担軽減にも繋がりますので、万が一に備えて『学費ほしょう保険』に加入しておくのも良さそうです。


◆まとめ

 以上のように、『学費ほしょう保険』は、死期が近いなど使いどころが限定的ではあるものの、利用価値の高い保険となっています。

 いざという時の有力な選択肢として、頭に置いておいて損はないでしょう。

 最後になりましたが、この保険をご紹介下さったyui様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 浅はかな私は、正直言って『無告知型の保険は、誰でも加入できるので費用対効果が悪く、健康な人には加入余地も検討余地もない』と思っておりました。

 しかし、この認識は完全に間違いだったようです。大変勉強になりました。ありがとうございます。


※2016/06/19 「学業おうえん保険」から「学費ほしょう保険」への名称変更に対応。


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