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 SBI損保の「がん保険(自由診療タイプ)」とセコム損保の「メディコム」は実に似ています。それにも関わらずSBIのほうが保険料が安いので、SBIに飛びついてしまいたくなります。しかし、中身に深く切り込んでいくと違った認識を持つことになります。まずは、両保険の保障内容を確認しましょう。

◆SBI損保の「がん保険(自由診療タイプ)」◆

診断給付金:100万円(2年毎、複数回)
入院保障:治療費を無制限保障
通院保障:治療費を1000万円まで(更新すると回復)保障
保障期間:5年
月額保険料:970円(30歳男性)、3,330円(50歳男性)、12,570円(70歳男性)



◆セコム損保の「メディコム」◆

診断給付金:100万円(3年毎、複数回)
入院保障:治療費を無制限保障
通院保障:治療費を1000万円まで(更新すると回復)保障
保障期間:5年
月額保険料:1,430円(30歳男性)、4,460円(50歳男性)、15,550円(70歳男性)



 パッと見は診断給付金の2回目以降の経過年数条件以外に差はないように思われますが、それ以外に異なる点が大きく2点があります。

 1点目の違いは、2回目以降の診断給付金の受取条件です。メディコムは、初回の給付金受取後、3年経っても体にがんがあれば再度受け取れます。初回給付金受取時のがんが3年間治らなかった場合はもちろん、初回のがんは治ったが再発や転移で初回給付金受取後3年経過時点で未だにがんが体に残っている場合も保障されます。

 一方のSBIでは、初回給付金の受取から2年経過した後に発生したがんでなければ保障されません。2年間初回のがんが治らない場合はもちろん、2年経過の一日前に再発や転移した場合も給付金は支給されません。

 パッと見では、3年毎のメディコムよりも2年毎のSBIのほうが有利な気がしてしまいますが、実際は違うのです。

 2点目の違いは、治療費の保障額です。100万円の治療費がかかった場合、患者の負担は通常3割(33万円)です。しかし、実際は高額療養費制度があるので8万円程となります。

 この治療費を100万円要した場合において、メディコムでは33万円が支払われますが、SBIでは8万円程しか受け取れないのです。この説明に関しては、各HPのQ&Aに詳しいので掲載します。

◆SBI損保の「がん保険(自由診療タイプ)」◆

Q:公的医療保険制度から高額療養費や附加給付を受け取れる場合、SBI損保のがん保険から支払われる保険金はどうなりますか?

:がん入院保険金やがん通院保険金は、がんの治療のために生じた治療費用から公的医療保険制度にて保障されるべき金額を差し引いて保険金をお支払いします。高額療養費や附加給付から支払われる金額は、この公的医療保険制度にて保障されるべき金額に該当するため、重複して支払われません。



◆セコム損保の「メディコム」◆

:健康保険等(公的医療保険)から高額療養費や附加給付が支払われる場合は、メディコムの保険金はその部分も重複して支払われますか?

:「ガン入院保険金」「ガン外来保険金」は、高額療養費や附加給付等の有無には関係なく、通常3割の一部負担金相当額をお支払いします。



 ここまで読めば、SBIの保険料が安い理由が分かることでしょう。そうです。パッと見は似たような保障ですが、実際はSBIのほうが保障が薄く、メディコムのほうが保障が手厚いから、保険料に差が出ているに過ぎないのです。

 どちらが優れているかは、判断が難しいところです。治療が長期間にわたって家計が厳しくなる事態に対して優れているのはメディコムです。しかし、がんに罹患するかどうかは分からないから保険料を抑えたい。減収や雑費分は何とかするから、治療費だけは賄ってもらいたい。そんな思いに応えるのはSBIです。


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