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 私が医療保険を不要と考える理由はいくつかありますが、まずは入院リスクのみのヘッジでは足りないと考えるからです。

 医療保険に加入するのは結構です。しかし、入院以外のリスクも考えていますか。例えば、重度の欝病を発症→「在宅療養」、階段で転倒し頚髄損傷→「要介護状態」、交通事故で片腕切断→「離職」といった場合はどうでしょうか。

 これらの場合でも、障害者認定を受けられるでしょうが医療費や介護費は必要です。これらの場合が家計に与える影響と、入院が与える影響とは大差あるのでしょうか。給与所得者であれば、働けないのですから家計収入が減ります。給与所得者でなくとも、ヘルパーや家政婦を雇う必要が生じるかもしれません。

 このように考えるならば、これらの事態に対する保険も必要ではないのですか。私は必要だと思います。しかし、私は「医療保険」も「所得補償保険(就業不能保険)」も「介護保険」にも加入しません。なぜならば、低収入が故に、加入すると万が一が起きない場合の家計を著しく圧迫するからです。その分貯金して、あらゆる事態に対処したほうが合理的です。

 しかし、この私の判断には、「自宅療養や要介護状態リスクよりも入院リスクは高い」や「死亡者の8割は病院で死亡(平成19年版、厚生労働白書)しており、想定される老後の入院にはどう対応するのか」といった批判があると思います。

 それに対し私は、「リスクが低いので保険が不要と言うのなら全ての保険は不要である」し、「老後に高確率で必要となる経緯については、現役時代に貯蓄に励むことが当然である。また、60年前は自宅死亡が8割(同白書)であり、入院を減らすために介護保険制度・自宅療養制度が整備されたことやインフレリスクも鑑みると、私が老後を迎える60年後が今と同じ状態かは不明である」と考える次第です。

 保険が如何に個人の価値観に左右されるものか、考えさせられたかと思います。次回は「医療保険は不要(入院1000日まで①)」です。


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